お手製の“EX5 Piano”、差し上げます


ex5_1

僕は「EX5」の無敵感が大好きで、しばらくマスターキーボードとして愛用していました。この音色を聴くと、想い出が鮮明に蘇ります。

前記事に引き続き、記憶の彼方に忘れ去られかけた断片たちを、需要を気にせずシェアしてみたい、と思います。

 

さて今回は、YAMAHA「EX5」のピアノ音色です。

「EX5」は、1998年当時の考えうるすべてのシンセサイズ機能(PCM音源/アナログ・モデリング音源/物理シミュレーション音源/サンプラー/FDSP音源)が凝縮された、超弩級の音色特化シンセサイザーでした。しかし、大和型戦艦が、結果的にではあれ、“大艦巨砲主義”の終焉時に狂い咲いた徒花であったように、「EX5」も、より実戦的なシーケンサ(楽曲制作機能)を備えたワークステーション型シンセが台頭する流れに逆らうことができず、商業的な惨敗を喫し、歴史の表舞台から姿を消しました。

それでもなお、現在に至るまで熱狂的なファンが少なくないのは、王者の風格漂う深みときらびやかさとを両立した美しき内蔵音色たちが、どんなシンセにも代替できない唯一無二のサウンドを奏でてくれるからでしょう(YAMAHAが、それまでややコモり気味な傾向にあったPCMシンセの音色を、カチッとしたきらびやかな方向性に切り替えていくキッカケになった、とも言われるほどです)。その波形を丁寧にエディットし、自分好みのシンセ・ピアノに仕上げたのが、このピアノ音色です。ダウンロードは、コチラから。例によって、Native Instruments「KONTAKT 3.5」以上で使えるのではないか、と思いますが、動作保証はできませぬ。

試聴サウンドもご用意いたしました。まろやかでリアル寄りではあるものの、デジタル・シンセらしい爽やかさも感じられる、使いやすいピアノ音色にしてみたつもりです。

 

お楽しみいただければ幸いです。

Leave a comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です