III号突撃砲B型(StuG III Ausf. B)製作記4


インテリア再現のために、しばらくおあずけになっていた車体の工作を再開しました。

TAMIYAのAFVは、“気の利いた省略”が持ち味です。マスに向けたものづくりという点で、とても素晴らしい設計思想だ、と心から思います。しかしながら、このIII号突撃砲B型を含め、ドイツ戦車のフェンダー裏/フェンダーと車体の接合部は、実車再現へのこだわりがある人にとって、逆に、大きな改修が必要になる難所でもあります。

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それを踏まえつつも、今回は、名著『TANKART』でもおなじみのMichael Rinaldiさん(心の師匠)の作品を参考に、フェンダー前部にダメージを受けたIII号突撃砲B型を作ろう、と考えているので、フェンダー周りの改修に挑戦してみることにしましょう!

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Michael Rinaldiさんの作品では、左フェンダー前部は支持架まで、右フェンダー前部はマッドフラップだけが破損している状態に仕上げられています。

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ではさっそく、作業に入ります。

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Evergreen Scale Modelsの「Angles」という、L字型プラ材シリーズから、1.5mm幅のものをチョイスし、4.5mm径のポンチでアーチ状に打ち抜きました。これをフェンダーと車体の接合部に貼りつけます。チラっと見えるのが、いい感じです。

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ここに、以前購入しておいたフォトエッチング・パーツ、Aber 35A014「Fenders for PzKpfw III」の支持架を瞬間接着剤でくっつけていきます。さらに、Adlers Nest「六角ボルトヘッド MS(0.85mm)」でしっかり留めます。要所々々に、目を引く複雑な構造物があると、見栄えがさらに良くなりますね。

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次に、フェンダー内側のディテールを再現します。

キットの構造的に、どうしても削り落とせない部分があったりしますので、もともとの形状を活かしながら、できる範囲で作り込んでみました。細かい部分は、Osprey Modelling「Modelling a Sturmgeschütz III Sturmgeschütz IIIB」と、Aberのフォトエッチング・パーツを参考にしました(Aberは、少々値が張るものの、愚直なまでに実車を再現してくれるので、大好きなブランドです)。

 

次回は、インテリアを塗装したい、と思います。

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