『DUNKIRK』感想


クリストファー・ノーラン監督の最新作、『DUNKIRK(ダンケルク)』を観ました。

あらすじや出演者については、こちらの記事にまとめてあります。

『DUNKIRK』ポスター公開

 

期待どおりの素晴らしい作品でした! 陸海空の3つの視点が絡み合いながら大きなうねりへと織り綴られていく様は、圧巻です。

日本では「ストーリー(ドラマ性)が感じられない」という批判もあるようですが、イデオロギーを排した事実の積み重ねと、“ノーラン組”とも言える名優たちの演技と、ハンス・ジマーのサウンド、そして構成の妙とが、息もつかせぬスピードで僕をダンケルクの海岸へとグイグイ誘ってくれたので、とても楽しめました。戦争映画であるにも関わらず、Mel Gibson監督作品『Hacksaw Ridge(ハクソー・リッジ)』などと違って、大音量と血しぶきで強制的にビックリさせられる、いわゆる“スプラッター系の演出”がことごとく抑えられているため、心臓が弱めの方にもオススメです。

空戦では、今まで観たことのない構図も多数登場し、とにかく感激しますぞ。

ミリタリー好きな方々にとっては、Supermarine Spitfire(スーパーマリン・スピットファイア)が活躍する空戦のシーンがグッとくるはずです。“実物をフィルムに収める”ことにこだわるクリストファー・ノーラン監督でなければ成し得ないリアルを超えた究極の映像美に、ときに息を呑み、ときにウットリしてしまうことでしょう! ぜひIMAXでご覧ください!

James Mottram著『The Making of Dunkirk』です。楽しそうに軍装を身に着けている出演者たちや、模型を使って構図を練っている監督の姿など、興味深い写真がたくさん掲載されています。

劇中のスピットファイアを模型で再現するならば必携の一冊、かもしれませぬ。

ノーラン好きな僕は、あらかじめサントラを聴きまくり、メイキング写真集と、監督の独占インタビューが収録されているという文庫本を備えて、今日の鑑賞に臨みました(笑)。ということで、これから、サントラを流しながら、それらの書籍をジックリと読んでみたい、と思います!

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