M3 LEE製作記3


TAKOM 2085「US Medium Tank M3 LEE Early」(日本国内では「米軍 M3リー 中戦車(前期型)」として販売されています)を作っています。

前回は、Wilder Weathering ProductsのNL02「Deep Shadow Wash」を使い、ピン・ウォッシュを行なったところで終わっていました。

M3 LEE製作記2

今回は、予定していたチッピング+サビ汚れを追加していく作業をはじめる前に、ちょっと脇道に逸れて、履帯についていろいろと考えてみよう、と思います。

M3 LEEは、「T51型」と呼ばれる、フラットなラバーで表面が覆われた履帯を装着していました。この履帯をもっともホンモノに近い“挙動”で再現しているのは、モデルカステンのSK-55「1/35 M4シャーマン戦車T51型用可動履帯」になります。

いつもならば、「じゃー、それをサッサと買って組み立てよう」という話になるのですが、以前、FURY号を作る過程で、SK-73「1/35 M4シャーマン戦車用T54E1型予備履帯」を6リンクぶん組み立てたときに、脳髄が沸騰するような苦行を味わったため、似たような作りの「1/35 M4シャーマン戦車T51型用可動履帯」を購入することに二の足を踏んでしまう僕がいるのでした……。

シャーマン イージーエイト(M4A2E8)製作記1

 

となると、安心安定のFriul(フリウル)の履帯を選択せざるを得ないわけですが、こちらはこちらで、ひとつだけ気がかりが。

エンド・コネクターが可動しないと、履帯ならではのなめらかさが失われるだけでなく、タイトに設計された起動輪にフィットしなくなるのでは、という懸念も生まれます。

それは、エンド・コネクターの角度です。

Friulのシャーマン系履帯は、エンド・コネクターと履板が一体成形されているため、エンド・コネクター部分が可動しません。つまり、直線部分は問題がなくとも、曲線部分でぎこちなさが出てしまうのではないか? そう思ったのです。

 

しかし、悩んでいても進みません。決してお安い買い物ではございませんが、「ええぃ、ままよ!」とFriulを購入することにしました。

コロンブスの卵的かつ原始的な手段ですが、見た目はまったく問題ございません!

数日後、届いた純白の箱を開けて中身を確かめると……「なんということでしょう!」。

エンド・コネクターが水平に連結している履板だけではなく、角度のついた履板も含まれており、さらに「角度のついたヤツは、この辺に混ぜると良いよ」という解説書までもが封入されていました。

 

とりいそぎ、前述の気がかりは杞憂に終わってくれましたが、件の解説書があまりにも大雑把すぎるので、履帯を巻いたり外したりしながら一心不乱に組み立てることとなったのは致し方なし(トホホ)。その戦果が、以下の画像になります。

赤色がまっすぐなエンド・コネクターの履板、青色が曲がったエンド・コネクターの履板を示しています。数字はもちろん履板の枚数です。

TAKOMのM3 LEEにFriulを履かせる予定の方は、ぜひご活用ください。

一度テンプレートができてしまえばこちらのもの。ザザッともう片方の履帯も完成させてしまい、今後の作業は視界良好!

 

ということで、次回こそ、チッピング+サビ汚れを追加していく作業に着手します!

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