「ホセ・ルイスのウェザリングテクニック 四季に対応したAFVモデルの塗装法」到着


ホセ・ルイス(José Luis Lopez Ruiz/ホセ=ルイス・ロペス=ルイス)さんと言えば、カラーモジュレーション風の塗装を比較的簡単に再現することができる“ブラック&ホワイト・テクニック”で一躍有名になった海外モデラーです。

無彩色で明暗をつけた(キアロスクーロ)あと、希釈した塗料を薄く乗せて彩度を調整する(グレージング)技法、つまりは、“グリザイユ画法”をAFV模型の塗装法に落とし込むことに成功し、多くのモデラーが抱えていた悩みを解決してくれました。

 

本書は、そんな氏が満を持して放つ新たな技法、“コンプレメンタリー(補色)&ホワイト・テクニック”を大紹介しています!

TAMIYA MM No.345「ドイツ戦車 パンサーD型」を題材に、C&W技法の要点が詳しく解説されています。

第1章では、C&W技法の骨子を解説。ひとことで言ってしまうと、無彩色の明暗ではなく補色の明暗でプレシェーディングを行ないましょう、ということになります(言語化するぶんには他愛もないことなのですが、本書に触れることなく上手にやるには、それなりの絵画の知識が必要かと思われます)。

公開されているNASAの衛星写真からウェザリングに使う塗料を厳選していきます。僕はよく、Googleストリートビューを使っていましたが、たしかに、遠いところから俯瞰で見たほうがより正しい色を選ぶことができますね。

第2章では、実車を観察するだけではなく、地勢を調査し季節を設定して情景を作ろう、という試みを実践していきます。

製作ノウハウの説明だけでなく、作品集的な佇まいも感じさせてくれるつくりになっていて、一挙両得であります。

Leave a comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です