「Pz.Kpfw.VI Ausf.E Sd.Kfz.181 Tiger I (Late Production) w/Zimmerit」到着


Trumpeter 09540「Pz.Kpfw.VI Ausf.E Sd.Kfz.181 Tiger I (Late Production) w/Zimmerit」(日本国内では「VI号戦車 ティーガーI後期生産型」)が届きました。

Trumpeterといえば、旧共産圏仲間であるソ連軍戦車のイメージが強いですが、ツィンメリット・コーティングを再現するために新しい試みがなされている、とのことで、おっかなびっくり購入してみました。

Aランナーに含まれている、前面上部と側面のパーツです。全体にモニャモニャしたテクスチャ処理が施されていますが、ココって鋳造じゃなくて圧延鋼板だよなぁ……。ちょっと違和感です。一方で、深く彫り込まれたヒンジの雰囲気はバツグンなのでありました。

Bランナー(と、Cランナー)は梱包材に丁寧に包まれていました。オモテナシの精神は、すでに日本国の専売特許ではなくなっているのかもしれません!

Cランナーには、スライド金型まみれのゲペックカステンが、神々しく佇んでおります。

現代的な解像度で描写されている、車体下部です。謎のテクスチャは健在。

1パーツで構成されている車体上部。機関室周りのメカメカしさが感動的なのですが、件の謎テクスチャがよりによって凸状であるため、残念度もまた高いのです……(軽くヤスってさしあげましょう!)。

驚愕の、キューポラつき砲塔天板(しかも、ペリスコープの穴がすべて抜けています)! テクスチャだけはアレですが、あらゆる箇所で丁寧な仕事がなされていることに気づかされます。

ツィンメリット・コーティング用のプラシート、その1です。ちゃんとツィンメリットしてます(笑)。ダメージ表現/剥がれ表現が簡単にできる点で、シートタイプのものよりも使い勝手が良いかもしれません。

ツィンメリット・コーティング用のプラシート、その2です。砲塔とその他の部分とが同じ目の粗さなので、コダワリ派には“致命的なミス”だと感じられる方もいらっしゃることでしょう。こればっかりはグヌヌ……というところであります。

判で押したようなわざとらしさはなく、むしろ、1/35人間による手作業感がそれなりにあって、良い塩梅の出来だと思います。しかしながら、“ローラーを同じ場所で2回転がしたらちょっとズレちゃった的なあの感じ”は、さすがに再現しきれなかったようです。

本キットのツィンメリット・コーティング用のプラシートを眺めていると、ツィンメリット・コーティングをパテ以外のマテリアルで再現することの是非については、もはや良い悪いではなく好みの問題、というところまで到達しているような気がしました。

無論、玄人目に見れば、リアル/似非リアル/非リアルの差異はあるのかもしれませんが、少なくとも、メーカーのこうした不断の努力が、僕たち消費者の選択肢を拡げてくれているのは疑いようのないことですから、それを感謝しつつ、最大限に楽しもう、と思うのでした!

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