1/35のドイツ軍OVMクランプを作る


C_1

今回作成したドイツ軍OVMクランプ(後期型)を、TAMIYAのワイヤーカッターと並べてみました。

キットのままでは満足できないけれど、フォトエッチング・パーツで作るとそれなりに大変――。そういう場面で3Dプリントを活かせないか、という実験をしてみました。

作ったのは、ドイツ軍OVMクランプ(後期型)です。

モデリング

C_0

実物を忠実に再現しつつ、模型的に映えるように、そして、3Dプリンターで破綻しないように、若干の調整を加えてあります。

モデリング自体は、資料も多く、それほど苦労しなかったのですが、小さな物体に落としこむ、という作業に手間取りました。

最終的に、価格を考慮して、大小のバリエーション各16個ずつの、計32個セットにしました。

フォトエッチングとの比較

C_2

OVMクランプは、ちっちゃいけれど、妙に目立つパーツです。

市販のフォトエッチング・パーツのOVMクランプで僕が一番好きなメーカーのものと、並べてみました。勝手に胸を借りさせていただいたので、メーカー名は挙げません。

 

さて、形状は遜色ない、と思います。

クランプの可動という点では、僕が作成したOVMクランプは可動しませんので(モデリング段階では、可動するように仕込んでいたのですが!)、明らかにマイナスです。一方、市販のフォトエッチング・パーツのOVMクランプは、実物のように可動します。

手間の面ではどうでしょう。「あとは接着するだけ!」になるまでの準備時間を比べました。僕が作成したOVMクランプは、32個すべての残留サポート材を熱湯で除去するのに、20分ほどかかりました。一方、市販のフォトエッチング・パーツのOVMクランプは、ひとつ作るのに(僕は)7分かかりました。32個作れば3時間以上かかる計算になります。

以上を踏まえて、今回作成したドイツ軍OVMクランプ(後期型)は、前述の、“キットのままでは満足できないけれど、フォトエッチング・パーツで作るとそれなりに大変な場面で、3Dプリントを活かそう”という文脈において、妥協を必要とするものの、それなりの成果を収めたのではなかろうか、と考えています。

まとめ

C_3

TAMIYAの斧の、OVMクランプのモールドをナイフで削り落とし、今回作成したドイツ軍OVMクランプ(後期型)をはめ込んでみました。

自由な発想で模型を楽しむ一助になれば幸いです。面白がっていただける方がいらっしゃいましたら、ぜひお試しくださいませ。

https://make.dmm.com/shop/119878(3D SHOP OF TAK-H <DMM.make>)

Leave a comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です