パンツァー・フォトレポート3


AFVに限らず、模型界隈では日夜、「あれはリアルだ」「これはリアルじゃない」という熱い議論が交わされていますが、なによりも、本物を見ることなくわかった気になるのが一番良くないな、と思い立ち、数年前、Deutsches Panzermuseum Munster(ムンスター戦車博物館)を訪れました。

その時の写真の中で、模型製作に役立ちそうなものを選りすぐって掲載していきます。

IV号戦車のフェンダー

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Ⅳ号戦車G型です。フェンダー上のライト類は、戦後、博物館で独自に改修された可能性が高いので、あまり参考にしない方がいいかもしれません。

フェンダー(マッドフラップ)の可動工作をされる方は必見です。汚れがどのように付着するか、の参考にもどうぞ!

T-34/76の鋳造肌

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ソ連の戦車、T-34/76です。パッと見で、金属の厚みの違いが明確に伝わってきます。模型でも再現できたら、ポイント高いですね。

砲塔と車体とで、肌荒れ(笑)っぷりが違うことに注目です。どちらの場合も、よく用いられるテクニックであるところの「溶きパテ盛り」とは、ちょっと違う質感ではなかろうか、と感じます。

ヤークトパンターの跳弾跡

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ヤークトパンターです。T-34ショックにより重要視されることとなった前面装甲の傾斜“避弾経始”のおかげで、砲弾が4発直撃するも、致命傷を免れたようです。

被弾した戦車というのは、死線をくぐり抜けた勇者のようで、カッコいいものです。しかし一方で、その表現に説得力がなければ、“雑に作って失敗した模型”と捉えられかねません。どれくらいの大きさで、どれくらいめり込ませる(えぐる)べきか。この写真をぜひ参考にしてください。

ただし、この車輌のレストア担当者のように、跳弾跡にも迷彩塗装を施してしまうと、一気にリアルさが損なわれてしまいますので、くれぐれもご注意を。

オススメ本のご紹介

戦車旅のお供として大活躍してくれたのが、齋木伸生著『ドイツ戦車博物館めぐり』という本です。本書は、読み物として楽しいだけでなく、具体的な交通情報が載っていて旅行の計画にも便利です。

ちなみに当初、「ドイツ」+「戦車博物館めぐり」だと思って購入したのですが、「ドイツ戦車」+「博物館めぐり」ですので、その点だけはご注意を(笑)。

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