「フレームアームズ・ガール フレズヴェルク」購入


KOTOBUKIYA「フレームアームズ・ガール フレズヴェルク」を購入しました。

パリッとした直線と流れるような曲線とが高次元で同居する、当世風で見目麗しい造形を、自らの手で創造できる……。これは、とてつもなくクリエイティブな営みである、と考えます。

さて、この『フレームアームズ・ガール』。僕は個人的な背景によって、多くの人が感じるよりもさらに強く『武装神姫』を想起してしまいます。

 

さかのぼること10年前、僕はコナミデジタルエンタテインメントという会社に、サウンド・デザイナーとして勤めていました。音楽を作曲したり、効果音をつけたり、声優さんに演技をつけてもらったりしながら、音でゲームを彩る仕事です。

武装神姫のプロジェクトには、“いよいよ(デジタル・ジオラマではなく)ゲームを作るぞ!”というタイミングで関わることになりました。具体的には、主題歌の編曲と追加楽曲の制作を担当しています。開発に従事しながら、フィギュア(実体)とゲーム(仮想)がリンクする独特な世界観と、表情豊かなキャラクタたちに、心から魅了されていったことを今でも鮮明に覚えています。

 

ブリスターパックに眠る(彩色済み一部組み立て式フィギュアの)神姫たちには、「触れることなど許されないのでは?」と錯覚しそうになる、一種の神々しさがありました。

一方で、(プラモデルの)『フレームアームズ・ガール』には前述のとおり、自分で組み立てられちゃう、という強力すぎるプレイバリューが備わっています。

婉美なランナー群を眺めながら、“伝統の血脈”から生まれた“似て非なる魂”が、ついに“新しい価値”へと昇華した、そんな感を懐きました。

未来的なパネル・ラインが、クッキリと入っています。普段作らないので詳しくはありませんが、組み立て手順も含め“ガンプラ”っぽい雰囲気を感じました。

刀の柄(つか)のような細かい文様が随所に。側面にも金型の制限ギリギリまで、攻めて彫り込まれています。

キャノンのパーツ。ひときわ目を引くシリンダー状の意匠がチャーム・ポイントです。組み立てていくとクリアパーツに覆われることになり、さらにカッコよくなります。

髪の毛のパーツは、絵のお手本になりそうなくらい精巧です。髪の毛を立体的に描くのって、案外、難しいんですよね。

『武装神姫』ではあまり用いられることのなかった美しいクリアパーツがふんだんに盛り込まれている点に、『フレームアームズ・ガール』シリーズの新しい試みと覚悟が見て取れます。

タンポ印刷されたご尊顔と手パーツの一部。この状態でパッケージングされています。果てしない接待プレイです(笑)。

『フレームアームズ・ガール』シリーズが(同社の『メガミデバイス』シリーズとともに)、さらなる大きな発展を遂げ、ついにはフィギュア・ロボ同士が本当に戦ってしまうところまで進化し続けてほしいなぁ、と心から願っております!

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